スウェーデン海軍の64門戦列艦です。時の王グスタフ2世アドルフの命によって1626年起工、重武装に加え、建造途中で二層に増やされるなどトップヘビーな艦として完成。
1628年8月10日、初航海後1,300 m ほど帆走した地点で横風を受け、実戦を経験することなく横転沈没しました。
1950年代、水温や酸素濃度が低く、フナクイムシが生息していないバルト海の特徴から、海底のワサが復元可能な状態で沈んでいる可能性が浮上。
船体や調度などが非常に良く原形を残しており、当時の戦列艦の姿、建造方法、設備などを現代に伝える貴重な史料となっています。
船体組み立て方式:バルクヘッド(フレームとキールを組み合わせる方式)
船体外板:ダブルプランク(二重貼り)
飾り台:付属しています